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2022.06.15

資産価値が下がらない?【RC住宅】ローン支払い後も価値を維持する秘密とは

RC住宅と聞いただけでは何のことか分からず、最近できた新しい素材の住宅かと勘違いしてしまうかもしれませんが、RCは鉄筋コンクリートの「Reinforced Concrete」を略です。フランスの庭師である ジョゼフ・モニエが、 1867年のパリ万国博覧会に金網入りの植木鉢を出品したことで世の中に広まっていきます。日本では関東大震災の経験から建造物に広く使用されるようになっていきます。

また、お金持ちの家というイメージが強いRC住宅。一戸建ての住宅で近年主流になっているプレハブタイプの住宅は、工場で生産した部品を現場で組み立てることにより、コストの削減と工期の短縮を可能にしています。
その点RC住宅の場合は、このような効率化をすることができない工法なので当然、建築費用は高額になりやすいです。しかし、資産として価値が下がりにくいという強みがあります。

住宅は、寿命ではなく法定耐用年数によって価値決まります。木造住宅は22年、鉄骨住宅は27年ほどの耐用年数がありますが、RC住宅はその2倍にあたる47年もの間その価値を維持します。しかも、この年数は定期メンテナンスを施しておけば100年という、2~3世代の耐用年数も実現可能です。お金を借りて建設しても支払いが終わる頃には、価値が無いというのは辛いものです。