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2022.09.16
台風・豪雨時の【サッシの雨漏り】原因は?外壁の内部の【防水シート】施工不良も
今週末、九州への台風上陸が予報されています。最近は雨戸が無いお家もあるので、台風の上陸の度に、強風を伴った雨の為、サッシの隙間からの雨漏りが起きているケースも少なくありません。
また換気扇や配管は、外とつながっている部分です。当然、雨水が浸入しない構造になっていますが、台風時の強風を伴った雨の状況では、思わぬ角度から雨水が吹き込んできます。
これらは、構造上の問題なのである程度は仕方が無く、台風の直撃回数が少なくなるのを願うしかないのですがのですが、これから紹介する事例によるものは家の寿命を縮めますので対処が必要です。
サッシまわりのコーキングの劣化
コーキングとは、注入することで隙間を埋めることのできるゴムのような建材です。サッシの周りの隙間には、必ずこのコーキングが施されています。しかしこのコーキングは、時間の経過と共に劣化してしまいます。ひび割れができてしまっては、コーキングが雨水の浸入を防ぐことはできません。コーキングは、目安として5年~10年程度で劣化が目立つようになります。強風を原因と捉えずにチェックする必要が有ります。
外壁の内部の防水シートの劣化
外壁も、雨漏りの原因となる確率が高いです。窯業系サイディングボードは、塗装が劣化すれば雨を吸収と乾燥を繰り返す事により、反りやひび割れが生じてきます。そうする内部に雨水が侵入します。ところがサイディングでできた外壁の内部には防水シートが施工されているため、少しのひび割れでは雨漏りに発展することはありません。しかし、長年の放置により防水シートの劣化が進行し壁内部の防水シートの機能が失われるケースがあります。 外壁のメンテナンスには目を光らせる必要が有ります。
サッシの施工不良
サッシを取り付ける際は、防水シートや防水フィルムを先に取り付け、雨漏り対策をしています。この防水シートがあるからこそ、建物内に貫通しているサッシ周りでも雨漏りすることがないのです。しかし、防水シートを貼り忘れたり、貼る場所を間違えていたりする施工不良が稀に起こっています。新築でも関わらず、サッシから雨漏りする場合は施工不良を疑ってみると良いでしょう。
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