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2019.02.22

塗料の基礎知識

お疲れ様です。
2/22 晴れ 金曜日

今日は春みたいな天気で、気持ちいい一日でした。

もう冬は終わりなんですかね?って夜はまだまだ寒いですが、お体気をつけてくださいね。

本日は塗料の基礎知識についてお話をさせて頂きたいと思いまーす。

◆ 塗料の基礎知識 ◆

塗 料

油性・水性 1液形・2液形 樹 脂

塗料の分類

樹脂の種類は主な分類として、

「水性塗料」、「弱溶剤塗料」、「強溶剤塗料」の3つに分類されます。

●水性塗料

水性塗料とは、水で希釈し、臭いが殆どなく、乾きが早く引火性がないことが

特徴の「環境配慮型塗料」です。

一般的には、外壁や屋根、室内の天井や壁などに塗ることが多い塗料ですが

乾燥中に湿気が多くあると、乾燥不良を起すこともあり、色むらの発生や、

耐久力不足になることもあります。

●弱溶剤塗料

弱溶剤塗料とは、塗料用の薄め液(塗料シンナー)で希釈し、鉄部や木部に

塗ることが多い塗料で、水性塗料に比べると臭いがあり、乾きも遅いですが、密着性や耐候性、仕上がり状態は水性塗料よりも優れています。

(一般的に使われるのはこの弱溶剤タイプのものが多いです。)

●強溶剤塗料

ラッカーシンナーなど、強い溶解液で希釈する塗料で、耐薬品性、耐水性等が

特に求められる場所に塗装することが多く、他の塗料に比べて非常に臭いため、

住宅では殆ど使われなくなりました。しかし、塗料の性能としては他の2種類

の塗料よりも上です。

2液は1液より下地への密着性が高いです。 2液は、塗料液と硬化剤の混合

比率を重量計で計測して混合します。 硬化時間が早く、塗膜性能が高いです。

しかしデメリットがあります。 混合比率を間違えると硬化不良をおこします。

硬化が早いので塗布時間に制限が求められます。終わったら塗料は廃棄処分

しなければいけません。 最近は1液型でも2液型塗料に匹敵する性能を

有する塗料がお目見えしています。

建築塗 装 と改修工 事

樹脂を分類すると、大きく4つに分かれます。

「アクリル樹脂」、「ウレタン樹脂」、「シリコン樹脂」、「フッ素樹脂」の4つ。


【 樹脂の種類 】

【フッ素樹脂塗料】 略号FU

最高級塗料で、その分値段も高い。

超耐久・低汚染・防カビ・防藻塗料。

15~20年

【アクリル樹脂塗料】 略号A

新築住宅等で使われることが多い。

耐久性が低いが、値段は安い。

5~7年

【ウレタン樹脂塗料】 略号U

コスト・性能ともにバランス優れた塗料。

耐久性・低汚染・防カビ・防藻塗料。

8~10年

【シリコン樹脂塗料】 略号Si

ウレタンよりも高い性能をもつ

最近流行の塗料。

超耐久・低汚染・防カビ・防藻塗料。

12~15年

【合成樹脂調合ペイント】略号SOP

いわゆる普通の「ペンキ」。安価な

ためよく使用され、乾燥したSOPの

塗膜は硬く、やがてはパリパリに

剥がれる。


【非水分散形アクリル樹脂塗料】

やに・しみ止め効果と優れた付着性ある

壁面用つや消し塗料。下地への影響が

非常に少ない塗料。


このように色々と塗料と言っても様々な場面で活躍が出来ますので、知っておくと便利で塗装業者さんとお話しするときに役に立つと思いまーす。

では、またお会いしましょう。