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2022.06.29
エアコン効かない部屋が冷えない原因は故障ではない!エアコンの能力と見落とすポイントとは?
本来のエアコンの性能を引き出すためにも、エアコンの掃除は重要ですね。家庭用洗剤メーカーもエアコンの専用の洗剤を出しCMを行う事でその重要性は多くの人に知られるようになりました。
また、そう風口から冷風が出ないとなると、その原因は冷媒ガスの漏れとなりますので、業者を呼んでガス注入をすることで解決です。
しかし、上記で当てはまる点が無いにも関わらず部屋が冷えないという現象が起きます。今回はその原因と対策について書いていきます。
エアコンの能力数と室内の大きさが合っていなければ冷えない
エアコンの能力をどこで判断するかご存知でしょうか?
エアコンの能力は「kW」という単位で、冷房・暖房それぞれについて表示されています。
単位時間あたりにそのエアコンが室内から除去する(冷房時)、あるいは室内に加える(暖房時)エネルギーを表します。
冷房能力に対する部屋の広さの目安
冷房能力 畳数
~2.2kW :6畳
2.5kW :8畳
2.8kW :10畳
~3.6kW :12畳
~4.5kW :14畳
5.0kW :16畳
このように本来、室内の広さによって、どれくらいの能力のエアコンが適正か分かります。戸建住宅やマンションなど建物の構造によって多少の差はありますが、おおよその目安は分かります。
しかし、リフォームによる間取りの変更で、エアコンの能力と室内の広さとのバランスが極端に悪くなるというケースがあります。例えば、
●10畳の部屋をリフォームで20畳に間取りを変えた。
●和室の仕切の襖を撤去
などです。エアコンは元々10畳用で設置しています。このような状況では、エアコンがどれだけ一生懸命に働いても、室内を冷やすことはできません。
見落とすポイント
6畳や10畳などの平面的な大きさだけではなく、天井までの高さが問題になることもあります。例えば、天井が高くなるロフトなどのケースです。部屋の広さの目安は、あくまでも目安なので少し多く見積もった方が良いと言えるでしょう。また部屋が高い階で南面と西面に窓がある状態ですと、日光による発熱で室内の温度が上がりますし、暖かい空気は上に上がる性質がありますので、ますます、冷房が効きずらい状態になっていきます。
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