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2019.01.31

【日本古来】の【樹脂塗料】素材の寿命を延ばす【漆塗】【柿渋塗】とは

こんばんは
今年に入ってもう1月最終日じゃないですか(/–)/
1/31 雨、雪 木曜日

1ヶ月ってこんなにも早かったの?まだまだ昨日がお正月だったような、、、

番頭のバンチャンデス

今日は朝から岐阜の山奥に行ってきましたよw

高鷲の奥の方でした。雪?雨?
どっちもって感じでしたが車からあまり降りることがなかったので、寒くはなかったですよ。

そして、地元のお兄さんに「けいちゃん」うまいよーっていわれたので
お昼にけいちゃんを食べました。

美味しいものだけちゃっかりと食べてきましたw

岐阜の山の方は木造のお家がとても多くてかっこ良かったですよ。

作りもしっかりしていて雪にも負けないしっかりしたお家が多くて職人さんの腕ってやっぱスゲーよって感じました。

そこで今回はうるし塗りと柿渋きの

お話をちょこっとさせてください。


日本には漆塗と柿渋塗があり、これら日本古来の樹脂塗料は現在でも使われています。

日本には漆塗(縄文前期約5500年前)と柿渋塗(平安末期)があり、これら日本古来の樹脂塗料は現在でも使われています。

西洋から入って来たペンキとの違いを強いてあげれば、前者は伝統文化の領域に入り、後者は今なお開発を続け、多種多様な用途に新しい商品を生み出していることです。

漆(うるし)

赤色漆塗櫛(福井県鳥浜貝塚遺跡)縄文時代前期(6000-5000年前)の漆塗りの作品です。

漆が如何に経年変化に強い樹脂であるかの証明です。 

現在は、建築や家具分野で漆を使用するにはその塗装工程の多さからコスト的に合わずほとんど使われていません。

幸い日本には漆の代用品としてナッツでおなじみのカシュー(cashew)の実から抽出した漆系塗料があります。 

色数も豊富で室内家具を漆調に仕上げたい場合に使用されています。

柿渋(かきしぶ)

柿渋は現代で言う防虫防腐塗料のようなもので木材などに塗ってその素材の寿命を延ばす目的で使われてきました。 

浮世絵に描かれている黒塀はこの柿渋に縄の灰を混ぜて溶いた昔の塗料を塗装したものです。

最近では新潟県村上市のように市を挙げて昔ながらの黒塀を市民の力で復活させようというプロジェクトを立ち上げるところも出てきました。

柿渋の歴史は古いようですが、漆と違って素材そのものが自然へ回帰してしまうのではっきりしません。

柿渋は臭いが最大の難点でしたが、新しい技術によって純粋の柿渋タンニンを取り出すことに成功し、臭いのしない染料・塗料用柿渋も販売されています。

本当に歴史深い伝統なんですね。

日々本当に勉強になりますしやっぱりいろんな地域に行く機会が多いのでそこの特性の塗料ちゃんと決めていかないといけないなってつくづく思います。

色々な業者がいるなかで何を求められているのかをお客様としっかりとお話しさせていただきお客様が求められていることをしっかりとし喜んで頂けるそのときの「えがお」本当に幸せです。

いつも、明るい元気なえがお見れている私は本当に幸せです。

ありがとうございます。

東海地区のお客様からのお問い合わせが多い中、関東、関西からもちょくちょくお問い合わせがあります。

僕はどこにでも会社が行ってらっしゃいって言われればお伺いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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