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2021.09.03
雨樋の掃除は出来ていますか?詰まってからでは手遅れ。手入れのポイントとは
雨が降ると、屋外でバシャバシャという音が聞こえるようになっていませんか?これは雨樋の集水器に落ち葉や小枝が溜まり雨水がきちんと排水されず溢れてしまっている可能性が高いです。
皆さん二階の窓から、一階の雨樋を見て下さい。写真のような状況になっていませんか?、
放置すると以下のように、雨樋が詰まってしまいます。
視界に入る限りの落ち葉などは取り除きましたが、水は流れていきません。最後は設置状態の竪樋を取りはずことで、解決しました。
雨樋カバー・樋ネットと言ったものを設置することで、雨樋の詰りを回避できるのですが、いったい何が詰りとなるのでしょうか?
詰りの正体
風によって雨樋へ飛んできた落ち葉。強風がまた吹けば、飛んでどこかに行くだろうと思うかもしれません。しかし、実際は強風が吹く日があっても、落ち葉は雨樋に残ったまま。なぜか?それは泥が混じっているからです。
泥は乾燥した状態では塵として、風がふけば舞い上がります。そして落ち葉と共に雨樋へ。その後、雨などで塵が泥へと形状が変化し、落ち葉や雨樋へ密着。乾燥しても固まって残ります。そうなると風が吹いた程度では動きません。
そして、泥の量が増えてくると草が生えだします。根を張りより一層取り除くことが困難になってきます。
さらに、人の手が届いていないことは明らかなので、最悪の場合は集水器に鳥が巣を作り完全に雨樋の機能が止まってしまいます。
放置をすると家にダメージを与えます。
雨水が下水に排水されないため、敷地内に雨水が溜まってきます。「水溜りぐらい我慢したらいい」その認識は危ないです。土間のコンクリートは雨が長時間打ち付ける事によってヒビがはいることがあります。そのヒビを放置すれば、範囲が広がり家の基礎に影響が出てきます。
また雨樋から雨水が溢れる事により、外壁から水が染み込み外壁の傷み、さらには雨漏れが発生します。百害あって一利なしです。
詰まる前に掃除を
竪樋が詰まった場合、状態によっては切って取り外さないといけません。(写真の上記はたまたま合流部分で接着されていなかったので、切断することなく取り外せました)
一階周りは脚立とホウキ・があればご自身でできます。では2階は?となりますが、もし過去に工務店で屋根や雨樋の修繕をしているのであれば、定期点検の依頼しその際に樋の掃除をお願いするのが良いでしょう。
長年放置によって落ち葉、泥がこびりついていたり、また詰りが発生している場合は、有料となりますが、落ち葉が乗っている範囲であれば、定期点検の範疇でやってもらえることもあります。
最後に
雨樋の掃除で排水能力が戻ります。しかし近年の多発する集中豪雨では既存の雨樋の形状では排水量がまかなくなってきております。半円型から角型へと変更するお家も出てきました。足場を設置して何かしらの工事をする場合はこれも検討すると良いでしょう。
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