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2021.07.09
土砂崩れ対策に【火災保険】土石流、がけ崩れにも!見直しが必要な補償とは
静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で7月3日午前に起きた土石流災害。衝撃的な映像が流れとても記憶に強く残っているかと思います。
夏の災害というと台風という印象が強いのですが、今回のような災害も十分に気をつけないといけないと多くの方が気づいたのではないでしょうか?
しかし、こちらから災害を予防することは出来ません。その代わり起きた後の対処の方法は準備できます。
過去、火災保険・火災共済を使った家の修繕の記事を上げてきました。
●風災
●雪災
●落雷
です。今回対象となる保証は水災になります。
土砂崩れ・土石流・がけ崩れとは
土砂崩れ:急傾斜地にある土砂が、地震や豪雨などによって急激にくずれ落ちること。
土石流:長雨や豪雨によって水を含んだ粘土や岩片が、突然一気に山の斜面を流れ下る現象。
がけ崩れ:崖の斜面の土砂が雨や地震などで不安定になり、崩れて落ちる現象。
上記の3つ。
雨とは関係なくても起こるのが、土砂崩れとがけ崩れになります。
火災保険で補償を受けるには?
まずは補償の範囲として、建物・家財の二つがあります。
建物は建物自体の補償。家財は家具や家電などです。
次に補償プランですが、ほとんどの基礎プランでは「火災、落雷、破裂・爆発の補償」です。そして追加プランとして
「風災、雹災(ひょうさい)、雪災の補償」
「水災の補償」 など
という形式で多くの火災保険がそのよう形で採用しています。ただし、補償プランを増やしていくほど支払う保険料は上がっていってしまいます。
水災の補償をつける目安は?
まず、ハザードマップや国土交通省国土地理院の「ハザードマップポータルサイト」で、お住まいの地域にどのような災害のリスクがあるのか確認します。
近くに山や川が無くても注意が必要です。近年、豪雨時に下水道の容量がいっぱいになり、逆流による浸水被害や道路側からの雨水の流れ込みによる浸水被害が多発しています。
市区町村や下水道局などのサイトで、豪雨が降った場合に浸水が予想される区域を示した「内水浸水想定区域図」(ないすいしんすいそうていくいきず)の閲覧が可能です。
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