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2021.09.04

内水氾濫による浸水被害が多発中。対策には火災保険の見直しの検討を

近年大雨やゲリラ豪雨・台風の被害による、録的な降雨による被害が相次いで発生しています。『内水氾濫』による浸水被害もよくニュースで耳にするようになりました。2020年7月3日から発生した豪雨では、熊本県を中心とする九州・中部地方で多くの被害が発生しました。我々きよしホームも雨漏れの被害相談が殺到し大忙しであっとことを記憶しております。以前の記事では、火災保険では火災以外にも風災などでも適応になるケースがあるというお話をさせていただきました。

関連記事:落雷でも火災保険は使えます。様々な火災保険の使い方

今回紹介する内容は、火災保険に『水災』も追加した方がよいのでは?という内容です。もちろん月々の火災保険の料金は上がります。おい、待てと、きよしホームは保険屋の回し者か?と思われるかもしれませんが、違います。その逆なんです。その理由を一つ一つひもといていきたいと思います。では、まず『内水氾濫』とはなんぞや?ということです。

内水氾濫(ないすいはんらん)とは

引用元:気象庁「避難勧告等に関係する諸情報(洪水・浸水)の技術について

内水氾濫(ないすいはんらん)とは、
平坦な土地に強い雨が降ると,雨水がはけきらずに地面に溜まります. 低いところには周囲から水が流れ込んできて浸水の規模が大きくなります. 排水用の水路や小河川は水位を増して真っ先に溢れ出します. このようにして起きる洪水を内水氾濫と呼びます。

引用元:防災科研様より


つまりこの『内水氾濫』は集中豪雨、台風などにより、川が増水して家のある場所にまで氾濫してしまう場合や、用水路の排水能力を超える多量の雨が降り、排水が雨量に追い付かず建物や土地が水に浸かる場合があります。下の画像のような恐ろしい状況です。

内水氾濫が原因の実際の被害

この『内水氾濫』は集中豪雨、台風などにより、川が増水して家のある場所にまで氾濫してしまう場合や用水路の排水能力を超える多量の雨が降り、排水が雨量に追い付かず建物や土地が水に浸かる場合があります。画像のような恐ろしい状況です。

「私の住まいは街中で、川は近くに無いから関係ない」と思った方も注意は必要です。地下室や地下街などはが多い街中での内水氾濫は発生しやすく、アスファルトは土よりも水の浸透が遅いためアスファルトで舗装されている都市部も内水氾濫を招きやすい傾向にあります。

武蔵小杉駅周辺・マンションの内水氾濫(神奈川県):2019年10月の台風19号被害

神奈川県川崎市にある武蔵小杉駅周辺で、排水管から増水した川の水が逆流して内水氾濫が発生しました。当時この地域は自然災害などが少ない安全な地域とされていました、しかし災害は発生しました。駅の自動改札は水没するなど被害がでました。また一軒家の多くが水に浸かってしまい、建物自体への被害や、それに伴って使い物にならなくなってしまった電気設備や冷蔵庫などの家電製品など甚大な被害を及ぼしました。

ハザードマップで要チェック

全ての人が内水氾濫の被害に遭うわけではありませんので、実際にどのような方が、内水氾濫の対策に保険加入または水災プランを追加した方がよいか?は自治体が発表しているハザードマップをご覧いただき、ご自身のお家の安全性を確認してみると良いかともいます。

このハザードマップは他にもご自身のお家がどんな被災をするかも予想できると思いますので、ご自身のお家のハザードマップの状況を見て火災保険のどのプランに加入されるかを参考にすることもお勧めします。またご自身のお住まいの地域のハザードマップはハザードマップポータルサイトで探すと探しやすいでしょう。

最適な火災保険プランを選びましょう

火災保険は補償プラン(補償する被害の種類や範囲)を追加していくごとに料金が上がっていきますので、ご自身の住まいや地域、築年数や今後の住まい計画にのっとり最適な補償内容を選ぶ必要があります。過去の記事では【風災・雪災・雹災】のプランは最低限入ることをお薦めしてきましたが、加えて参考にしてくださると幸いです。

またもや最後は営業トークですが、きよしホームではお客様に最適な火災保険の選び方の相談(保険の契約などの事業はしておりません)や、火災保険を使用して実際に被害に遭ってしまった方の救済のお手伝いをさせていただいております。(大手火災保険関連企業様との提携もあり)お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。