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2021.09.20

ガルバリウム鋼板による【屋根カバー工法】縦葺き(たてぶき)編

カバー工法とは、古い屋根を剥がさず残したまま、防水シート(ルーフィング)を貼った後に、新しい屋根材を重ね葺きする工事方法の事です。大きく分けて縦葺き、横葺き2種類ありますが、今回は縦葺き編でお伝えします。(横葺き編はコチラ

縦葺きとは

縦葺きとは、雨が流れる方向に屋根材を葺いた屋根の形状をしています。
屋根材同士の繋ぎ目が、屋根の頂上部分の棟から先端部分の軒先(軒雨樋)に向かって降りています。

縦葺きの種類

瓦棒葺き(かわらぼうぶき)
芯木と鋼板の2つを組み合わせて仕上げる金属屋根のことです。木の棒(芯木)を屋根の流れに沿って取り付けます。芯木と芯木の間にガルバリウム鋼板を張って仕上げます。ひと昔だとトタン屋根と言われていいましたが、それは屋根材にトタン(亜鉛めっき鋼板)を使われていたからです。屋根材を 芯木 にすべて固定していきますので軒先の木材から水を吸ってしまうと腐食などの影響を受けやすいというデメリットがあります。既製品ではないため職人が現場で合わせ加工するタイプになっています。

立平葺き(たてひらふき)

立平葺きは 芯木 を使わない葺き方です。金属を折り曲げることで屋根材と屋根材を接合していきますので、瓦棒葺きよりもシンプルな形状です。屋根のサイズにあわせて、あらかじめ板金工場で加工されたものを現場に持ち出します。他の屋根材は一定の長さに決まった製品を屋根職人が現場で切り、屋根に張り合わせます。

瓦棒葺きは垂木とコイル状の板金さえあれば狭い場所でも工事ができますが、立平葺きは屋根を持ち出すための交通や保管敷地といった条件が発生しますが、 水による影響が少なく、瓦棒葺きに代わって行われるようになった方法です。 

縦葺きのメリット・デメリット

メリット:横葺きタイプが施工出来ない緩勾配~急勾配屋根まで施工可能です。さらに横葺きより工期が短く、工事費が安くなることがほとんど。雨水が流れやすい。

デメリット:横葺きでは存在する、断熱材一体型などの付加価値の高い屋根材が無く、複雑な形の屋根では不向きです。

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