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2021.09.29

ガルバリウム鋼板による【屋根カバー工法】横葺き(よこぶき)編

カバー工法とは、古い屋根を剥がさず残したまま、防水シート(ルーフィング)を貼った後に、新しい屋根材を重ね葺きする工事方法の事です。大きく分けて縦葺き、横葺き2種類ありますが、今回は横葺き編でお伝えします。

横葺きとは

地面に対して屋根材を平行に葺いた屋根の形状のことを言います。

種類

横葺き【断熱材付き】
圧倒的に多く使われるタイプで、屋根材と断熱材が一体化しており遮熱・断熱・遮音効果が得られると人気です。横葺きは洋風、和風のお宅選ばず外観に合うため、既存住宅の屋根は横葺きが一般的です。屋根を長持ちさせるだけでなく+αの付加価値を付けたおすすめの屋根材です。         

横葺き【断熱材無し】
単板(一枚の金属板)で、断熱材が挟まれていないタイプのものです。(カバー工法向き)断熱、遮音の面に不安があるため、現状のお家に屋根裏の断熱がしっかりとされているお宅、もしくは バックアップ材として用意された断熱材を付ければ葺き替えもOK。

横葺き【石付き・断熱材無し】
デザイン性にもこだわった建材で洋風の外観のお宅には特にしっくりくるおすすめの屋根材です。ガルバリウム鋼板の表面に石粒を付けたタイプのため、見た目も金属感が無く高級感のある仕上がりです。断熱効果は表面に石粒がコーティングされていることで高まりますが、どちらかと言うとカバー工法向き

横葺きのメリット・デメリット

メリット:

デザインが豊富で複雑な地形でも施工が可能である。( 横葺きのスレートの上に重ね葺きが可能)縦葺きには無い断熱材一体型のものがあるのが魅力的。

デメリット:

2.5寸以上の屋根勾配でなければ施工できません。(縦葺きは0.5寸(5/100)勾配以上)低勾配なので雨水が流れにくい。縦葺きより工期が長く価格が高くなることがある。