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2021.10.23

【襖】【ふすま】の張り替えは自分で出来る?種類、特徴は?

襖は日本古来より部屋と部屋を仕切る「間仕切り建具」であり、木を組んだ格子状の骨格に和紙の下張りを数回施し、表紙を貼って仕上げた物を言いますが、実は近年色々なタイプの襖が出ており張替えを検討する場合、少し注意をする必要があります。

本ふすま

本来の襖はこれを指します。組子の上に何重か重ねて貼って仕上げます。
長所:ソリやねじれに強い。貼り変えの即応性がある。通気性がある。
短所:量産できない。

板ふすま

組子にベニヤ板が貼ってあります。用途は、洋室と和室の仕切りに使われる事が多いです。
長所:丈夫である。
短所:重量がある。枠がはずせない。

発泡プラスチックふすま

芯材としてプラスチックの発泡体を使います。最近は多くの住宅に使用されています。
長所:軽量である。量産できる。コストが安い。
短所:枠がはずせない。貼り替えに難点がある。強度が弱い。

ダンボールふすま

芯材としてダンボールを 使います。発泡プラスチックふすま同様、最近は多くの住宅に使用されています。
長所:軽量でる。量産できる。コストが安い。
短所:枠がはずせない。貼り替えに難点がある。強度が弱い。