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2021.11.10
【パーフェクトトップの特徴】下塗り塗料は下地によって使い分けよう
塗装工事の中で仕上がりに差が出る「下塗り」の工程ですが、今回は、下塗り塗料の日本ペイントから発売されているニッペペーフェクトトップについて解説します。
ニッペパーフェクトシリーズについて
ニッペパーフェクトトップはニッペ(日本ペイント)が販売している塗料の一つで、最近、非常に人気の高い塗料です。グレードは「ラジカル塗料」という分類になります。
ラジカル塗料とは・・・ 正式には「ラジカル制御型塗料」といい、塗装の劣化因子である「ラジカル」を制御することができる塗料のことです。耐用年数に優れ高性能な上に安価なので、コストパフォーマンスも高いです。
パーフェクトトップは、パーフェクトシリーズの中の上塗り用の塗料の一つです。下塗り用にも同様のラジカル塗料があり、同じ家の塗り替えで合わせて使うことで、より高い効果を期待できます。日本ペイントから販売されているパーフェクトシリーズは、以下の表をご参照ください。
下塗り工程の基本的な流れは、塗り替え前の下地の状態に応じて、下塗り塗料を使い分けるところから始まります。下塗り後に、上から上塗り用塗料を2回塗っていきます。(上塗りの一回目の事を中塗りという場合もあります)
下地の状態に応じた下塗り塗料の使い分けについては次の項で詳しく解説します。
下塗り用塗料は下地の状態によって使い分ける
パーフェクトトップは下地に応じて下塗り用塗料が複数用意されています。パーフェクトシリーズでそろえる事によって、さらにパーフェクトトップの力を発揮させることが可能です。できるだけ同じシリーズを使うとよいでしょう。
以下の表で下地と適応した下塗り塗料名をご参照ください。
下塗り用塗料といっても、下地になる素材によって使い分けが必要です。
また、下地の状態がどんな材質であったとしても、下塗り塗料だけでは上塗り塗料が密着しづらい場合があります。その際の対策としては、下塗り塗料を塗った後に、ファインパーフェクトシーラーなどのさらに密着性を高めるための下塗り塗料を塗るという方法もあります。
ニッペパーフェクトシリーズの特徴
パーフェクトトップは、プロの目から見ても非常に良い塗料です。正しい施工をしている事が前提ですが、おすすめの塗料です。
パーフェクトトップをはじめとする、ニッペパーフェクトシリーズの3つの特徴について解説していきます。
耐候性に優れている
塗料の耐候性とは、紫外線や温度・湿度、雨風などに対する耐久性のことをいいます。
パーフェクトトップのグレードは「ラジカル塗料」になりますので、ラジカル塗料の特徴である「耐候性が高い」性質を持っています。
また、屋根は外壁以上に耐候性が求められるため、新しく屋根専用ラジカル塗料「ファインパーフェクトベスト」も発売されました。
高光沢、防藻性・防カビ性機能
パーフェクトトップは、ポリマーにより緻密な塗膜形成が可能なため、光沢のある仕上がりが実現できます。
また、親水性が高いように作られているため、水との相性がよく、くっつく性質を持ちます。、例えば、外壁に汚れがついても、雨が降ると雨水が外壁と汚れの間に入り込んで汚れを洗い流してくれるという特徴があります。
その他には、防藻性・防かび性もあるので、汚れが付きにくい機能を持ちます。
作業がしやすい
パーフェクトトップは水性で危険性が少ないので混ぜやすく、のびがよく塗りやすいという特徴があります。1液型のため、主剤と硬化剤を混ぜる手間もありません。
まとめ
今回は、パーフェクトトップの特徴についてご紹介しました。パーフェクトトップは高性能にもかかわらず安価な塗料なので、外壁塗装などをご検討にリフォーム会社に一度ご相談してみてください。
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