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2021.11.09

冬の【結露】の放置で健康被害まで!必要な【カビ対策】とは

カビと聞くと梅雨の時期や浴室を連想するかと思います。そう高温多湿。では冬というと日本では乾燥というイメージが強いですね。『カビと冬』一件関係性が無いように感じますが、それが『結露』によって関係性が成り立ちます。

結露とは

結露の元になるのが水蒸気です。また空気は温度が上がれば上がるほど保有できる水蒸気の量が増えます。よって水蒸気を保有していた暖かい空気が冷やされると、水蒸気として保有できなくなり水に姿を変えます。冷たい飲み物が入ったグラスにしばらくすると水滴に覆われますね。これも結露と同じ現象です。

空気が乾燥する冬の季節。乾燥肌、風邪予防対策で加湿器によって湿度をあげます。しかし、断熱性能が極端に低い若しくは暖かくなりくい、例えば窓に、暖房器具によって温められ、加湿器によって水蒸気をたくさん含んだ空気がふれた瞬間、結露(水)になってしまうのです。

カビが人体に与える影響

カビは胞子によって増えますが、その胞子は常に空気中に漂っており、落ちた先が発育するための条件(高温多湿)がそろっていれば増殖し、また新たなカビ胞子を空気中に放ちます。体内に取り込むカビ胞子が少ない場合は大きな影響はありませんが、増えていくと、アレルギー性鼻炎、さらに肺に入り増殖すると気管支肺アスペルギルス症といった呼吸器疾患を発症します。なお水虫もカビが原因です。

カビ予防対策

換気
カビ対策の基本は換気です。結露の発生しやすい窓枠のパッキンにカビが生えているなら未だしも、家具に隠れた壁紙にカビが生えていたとなると、換気口の新設を考えた方が良いでしょう。部屋の中の湿度が高くなりすぎるを防いでくれます。

結露を発生させない
なぜ、窓で結露が発生しやすいか?というと窓が冷たく窓付近の水蒸気を含んだ空気が冷やされることが原因です。窓下ヒーターと呼ばれるものがありますので、それで窓を温めることで結露が防げます。ちなみ余談ですが海外の暖房は窓を温め冷気の侵入を抑えることを目的にしていることが多いですね。日本ではあまり普及していないオイルフィルターは窓辺に設置されています。