以前書いた記事にて、ディスクグラインダーの使用に関して怪我の予防として専用のグローブを使うようにお知らせしました。

しかし、昨年末に違う形で事故が起こりました。それは切断時に発生した火花による着衣着火です。

高速回転による巻き込み事故を防ぐという観点で

●巻き込みやすい衣服を避ける（長い髪は束ねる）
●専用のグローブを使用
●ディスクカバーを必ず装着

これらは必須です。

そしてディスクカバーは作業者に火花が飛んでくるのを防ぐ作用もあります。
報道を見ますと

引火しにくい作業着や厚手の手袋を装着とありましたが、あくまでも引火しないのではなく、引火しにくいです。

火花が作業者に向けて飛んでくる状況は避けなければなりません。

また大学生が起こした火災事故には、2016年に展示物を照らすのに使用した電球の熱による火災事故がありました。

やはり、道具に関して熟知したものによる指導も必要なのかもしれません。

こちらのサイトには過去発生した労務災害の一例を検索できますので、使用する工具に関してどのような事故があった調べるのも、悲惨な事故を防ぐために重要です。