株式会社きよしホームは名古屋市守山区で新築・不動産・リフォームをしております。

NEWSお知らせ・特集

2020.11.18

外壁リフォーム 【塗装】【張替え】【重ね張り】 どれが良い?

建物は建った瞬間から劣化がスタートします。
永遠なのは愛ぐらいでしょうか?

いずれにしても、手入れメンテナスは必要です。

自動車のメンテナンスもそうですが、
お家のメンテナンスも

専門職でない一般の方でやれることはとても限定的です。

むしろ、どういう周期で点検、メンテナスをやるかを決めることが
持ち主であるお客様がやっていくことです。

今回は多くのお家で採用されている
サイディング材】を例に

各リフォーム方法について書いていきます。

サイディングとは

材質が4種類あります。

・窯業系
・金属系
・木質系
・樹脂系

ただし一般的にサイディングというと

窯業系のことを言っている場合が多く、セメントや繊維質などを原料にしております。軽くて丈夫、さらに加工が安易。

しかも、レンガ調・タイル調・石目調など、デザインの種類が豊富です。

実際にレンガを積んだら、コストが膨れてしまいます。

以上の理由から多くの住宅に採用されています。


施工方法

工場で大量生産されたサイディングボードを現場で組み立て家を建てます。
ボードを1枚1枚つなぎ目を埋め合わせながら、取付けて行きます。

天候に左右されにくく、熟練技術もあまり必要ありません。
サイディングボードは軽いので、地震に強いとされています。

リフォーム方法

  1. 塗装

    サイディングボードの耐用年数は7~8年と短く、
    塗装を行った場合、使用した塗料のグレードによって違いますが、
    10~13年周期で塗装をしていく必要があります。

    壁を手で触れて白い粉が付く現象をチョーキングと呼ばれますが、
    この現象が起きた時が塗装のタイミングです。

    同時に、サイディングボードとサイディングの隙間を埋めている
    コーキングの耐用年数も10年ほどなので、同時に交換が必要です。

  2. 張替え

    塗装を適切な周期で行ていけば基本大丈夫ですが、
    塗装を先延ばしによって起こるのが

    塗膜の劣化による防水性の低下と
    コーキング材の劣化による雨水の進入です。

    これによりサイディングボードは吸水と乾燥を繰り返し
    ボードが変形して反っていきます。

    こうなると塗装では状況は改善しません。

    張替えとなります。

    部分張り替えが可能ですが、
    同じデザインのサイディングボードがない場合もありますし、
    同じデザインでも色味に差が出てきます。

  3. 重ね張り

    あまり一般的ではありませんが、このような方法も条件が揃うと
    重ね張りが可能です。

    既存のサイディングボードを撤去しなくても良いので、
    撤去処分費の削減、工期の短縮から施工費を抑えることが出来ます。

    しかし、やはり基本的に塗装をしていき
    塗装周期を逃して、サイディングボードが変形したら張替えとなります。

リフォーム 代金相場

住生活新聞 2020.01 によると戸建ての相場が

張替え 200万~300万円
塗装 100万~250万円
重ね張り 200万~250円


とのことです。