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2021.08.04

【火災保険】なぜ怪しい?正しい活用方法と『詐欺』や『トラブル回避法』

台風シーズンに突入しました。 あなたが加入する火災保険は風災の被害があったときに補償の対象になっていますか?(気になる方はコチラを参考に)もしも保険が使える場合に悪徳業者にだまされないように注意が必要です。今回は、そんな悪徳業者に騙されないように本日は、皆さんを保険詐欺から守る一般社団法人日本損害保険協会からのパンフレットをもとに解説して聞きたいと思いす。

保険申請〜受取までの流れ

1. ご契約の保険会社の受付に電話。※被災日(台風◯号)と被災箇所を伝える。

2. 後日、保険会社から『申請用紙』が送られてくる。

3. 「被災箇所の写真」「修繕にかかる工事見積書」が必要なため、現状調査と修理修繕工事を依頼する信用ある業者』を見つける。

4. 「2と3」の書類を同封し返送する。

5. 保険会社の審査後、加入者様の口座に保険金やお見舞金が振り込まれる

上記が大まかな流れですが、保険会社や一般社団法人日本損害保険協会が注意喚起する最近多い火災保険申請のトラブルは【手順3】で起きます。

保険申請にはどうしてもプロのサポートが必要

なぜプロのサポートが必要か主な理由は3つ。
【理由1】 被害箇所の詳しい状況の撮影が難しい、屋根に上がるなど危険な箇所の撮影が必要な場合がある。
【理由2】そもそも素人では、どこが被害箇所なのか、また保険会社に被害の根拠を正しく説明できない。
【理由3】修繕工事に必要な項目や工事内容が判断できないためしっかりとした見積を用意できない。

保険会社に被害を申請するためには、「被災箇所の写真」「修繕にかかる工事見積書」の2つの書類が絶対に必要になります。こちらの書類は素人が容易に用意できるものではございません。代行業者や工務店などの協力が必要となってきます。しかし、それをいいことに詐欺業者が火災保険申請を利用して、何も知らない消費者をだまし悪事を働いています。そのせいもあってか『火災保険を申請=詐欺・犯罪・悪徳業者』のようなレッテルが世の中に浸透し、まっとうな業者さえも大変な風評被害を被っている状況です。

こちらの記事でも少し触れさせていただきましたように、保険会社は商売としてでやっている以上、どうしても利益を追求しなければなりません。被害に遭ったら保険金やお見舞金をできる限り払わないようにしたいのは、仕方のないことです。 そのため一般の方々が、保険会社からの厳しい質問内容に対し、正しく保険金をもらい、正しく修繕するにはどうしても専門家の調査内容と見積もりや詳しい意見・見識を持った専門の代弁者が必要になってしまうのです。

火災保険の仕組み上起きてしまうトラブル3パターン

火災保険の申請の仕組み上トラブルや詐欺は大きく以下の3パターンがあります。

1.保険金をとるため故意に屋根などを壊して被害を偽造

2.申請しておりた保険料から手数料の一部を申請手数料としてもらい修繕工事なし

3.保険金がおりたら、適当な修繕工事のみ。アフターメンテナンスなど一切なし

これは業者側の過失や悪徳業者や詐欺業社によるトラブルや被害の事例です。しかし、実はお客様側にもトラブルの原因を作ってしまうケースが存在します。

要注意!! お客様が意図せず業者を騙してしまうケース3選

1.保険金がおりた後に申請してくれた業者とは別の業者を使う

2.工事をせずに他のことに使ってしまう

※申請しておりた保険料は修理に必ず使う必要がないため

3.ちゃんと修繕工事をしてもらうために、工事をしなかった場合の条件を伝えると詐欺業社扱いをする

【解説】保険の申請に必要な被災箇所写真と修繕工事見積書を作成するために、もちろん人が動き費用がかかります。業者も『申請は無料』で行いますが、それは申請によっておりた保険金を修繕工事にしっかりとあて、自社をその工事業社として利用してくれるからという『条件付き』だからこそ”無料査定”を行うことができるのです。ここを正しく理解しておらず、保険金が下りた後に別の業者を利用したり、そもそも保険金を使って家を修繕しなかったりと、トラブルの原因になります。

正しい信用のある業者でさえ、保険金がおりても「工事を依頼してくれない」「別の業者に乗り換え」などを防ぐため『工事をしない場合は申請手数料をもらいます』という注意特記を仕方なく行わざるえないのですが、それを消費者側は業者に対し詐欺だと騒ぎ立てるネット記事や世間の反応も少なくありません。

火災保険を使ってトラブルなく安全にお家を治すには?

トラブルなく工事を終えるために3つの具体的な方法を紹介いたします。

その1:昔から付き合いのある信頼のある業者
に相談してみるのをおすすめします。※ただし火災保険の実績多数業者や雨漏れなどに詳しい業者選びをするようにしてください。

その2:アフターフォローや点検の対応をしている業者か?
火災保険で修繕リフォームを行なったなら『アフター』も大切です。適当な施工だけしてお金をもらって逃げてしまうケースやアフター点検を一切しない業者などがあるため、職人個人ではなく店舗や会社をしっかりと構えている業者にお願いすることをお勧めします。

その3:施行実績や火災保険申請実績はあるか?
火災保険の申請実績や施工実績があるかどうかは非常に重要です。怪しい業者は営業だけしてあとは外部に任せるケースも多いので、ホームページなどを見てしっかりと実績のある会社を選ぶようにしましょう。(業者選びについてはこちらが参考になるかもしれません)



まとめ

火災保険はその被害にあった人が保険を使用して家を修繕するとてもいいシステムです。しかし、怪しい詐欺業社や集団がいるのが現状です。詐欺被害にあったなどの噂やTVやメディアの情報を見て消費者が必要以上に否定的な反応を起こしてしまったりしているケースもあります。

しかし、実際は情報不足により騙されてしまったり、トラブルになったりがほとんどです。火災保険を使用した修繕は費用を安く抑えることができ非常に助かりますが、それに甘んじて業者選びを怠ったり、システムやルール、契約内容などをよく理解しないままことを進めてしまうと、お客様も業者も疲弊してしまいます。

気持ちよく安心して取引・工事するために、火災保険の手順についてしっかりと理解をし業者と取引を交わしましょう。

急に営業トークになってしまい恐縮ではございますが、きよしホームでも火災保険の申請サポートをおこなっております。お困りでしたら下記の画像よりお気軽に相談くださいませ。※当店も相談だけでしたら本当に無料ですご安心ください。(笑)