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2021.09.29

【床材紹介】 今人気のフロアタイル・Pタイルは、塩ビタイル?特徴・注意点について

塩ビタイルとは、ポリ塩化ビニルを素材にしている床材のことです。塩ビはプラスチックの一種で、耐久性・安定性・接着性を有している素材としても知られています。

フロアタイルとは塩化ビニル製の素材でできた床材で、サンゲツが販売している商品名で、そしてPタイルのプラスチックのPであり、田島ルーフィングが販売する商品名です。

ポリ塩化ビニル の含有量よって性質が変化するので、商品によって用途が分けられています。Pタイルは塩化ビニル含有率30%未満であるコンポジションビニル床タイルというタイプの塩ビタイルに分類されます。

塩化ビニル含有率 で変わる塩ビタイルの特徴

塩化ビニル含有率30%以上【ホモジ二アスビニル床タイル】
色やデザインが豊富で、柔らかいので歩行性が良く、住宅などで多く使われています。難点は熱膨張率が高い

塩化ビニル含有率30%未満【コンポジションビニル床タイル】
Pタイルという名で広まっています。やや硬質で寸法安定性があり、難燃性・耐荷重性も優れ、また安価でもあるため、学校やオフィスなど土足で大勢が歩く場所に多く使われています。

塩ビタイルのメリット

・表面が硬くて耐久性が高い
・デザインが豊富
・カッターで簡単に切断できるので、DIYでも使用可能。。ボンドを使わずに施工できる商品もあり。
・元の床材を剥がすことなく、上から専用接着剤で簡単に張り付ける事も可能
・コストが比較的安価で経済的である。

塩ビタイルは表面にプリント加工します。元々木目柄や石目柄など各種デザインが豊富でしたが、最近は加工技術はどんどん進歩し、石材や木材など本物との見分けがつかないクオリティまできています。

塩ビタイルのデメリット

・耐熱性があまり高くない
・表面が硬いため、足腰への負担が大きい
・タイルの継ぎ目からの浸水に気を配る必要がある

ご存の通りプラスチックであるため、熱に弱いです。床暖房やこたつには向きません。さらに表面が硬いという事、表面が冷たくなりやすいという事から、イスに座るではなく、床に座る生活スタイルの場合、リビングに採用するには、少し避けたい所です。また、塩ビタイル単体は耐水性に優れていますが、加工性がしやすい分、同時に継ぎ目が多くなります。継ぎ目からの浸水を防ぐためには、水をこぼしたらすぐに拭き取る必要があります。