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2022.03.11
外壁コーキング打ち替えに手抜き?極端に安い外壁塗装にはご注意ください
外壁のコーキングについて過去の記事で書いてきましたがは、コーキングの打ち替えを怠ると外壁材の反りや劣化、それらの原因から発生する雨漏りを発生させますので注意が必要です。
またコーキング材は弾性があるため、外壁にコーキングをしておくことで、住宅が横揺れした際の外壁材のずれやひび割れを防ぐとされています。
しかし、外壁塗装の塗替え時期を迎えた外壁コーキングは劣化が進み、既にの効力を発揮できない状態ですので打ち増しではなく、既存のコーキングを剥がす打ち直しが必須となります。
外壁塗装は手抜きをされ易い?
外壁塗装の完成度は、上塗り終了後の見た目のきれいさで判断されがちです。
上塗り材の二回塗りは、ほとんどの塗料では必須となっていますが、実際に塗っている施工過程を見ないと分かりませんし、施工写真提出を求めても、果たして全てのの面で行われているのか?という状況です。そして手抜きに気づくのは数年後位。塗膜が剥がれのが余りにも早いことからようやく手抜きと気づきます。
契約を交わした見積書に2回塗りと明記があれば、施工業者に賠償を求められますが、無い場合当然難しいです。ただし、上塗り材の2回塗りは世間にはよく知られているので、明記されていない事はまずないですが、注意が必要なのはコーキングです。
記載はどうなっていますか?(打ち増し、打ち替え、未記載)
外壁塗装の塗替え時に必要なコーキングの処理は
既存のコーキング材を剥がし、新しいコーキング材を注入する【打ち替え】です。
見積書に打ち増しとなっていたら論外ですが、コーキングのみの記載だった場合は説明を求めてきちんと、打ち替えと記載してもらう必要があります。そこをあやふやにした結果、手抜に気づいても業者に賠償請求できない状況になってしまいます。
最後に
気候が安定する春は、外壁塗装依頼が増えますので、大きな割引きは期待できません。相見積もりを取った結果、極端に安い業者がいたら要注意です。
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